取引方法

エクイティスワップの取引は、この取引を行いたい投資家とこれを取り扱っている証券会社との相対取引によって行われるものになります。

相対取引とは、売り手と買い手とが一対一でお互いに売買取引の条件を提示し合い、交渉などを行ってすり合わせを行い、両者の条件が折り合ったところにて取引を行い約定するというものになります。

これに対する取引方法としては市場取引があり、例えば株式の市場取引のように、取引における一定のルールを定め、このルールに従って不特定多数の株銘柄の買い手と、売り手とが各々の取引の条件を提示しつつ一同に株式市場に参加をし、その条件が一致した取引が次々と成立していくことになります。

こうした市場取引とはちがい、相対取引においては取引の売り手と買い手とが、その条件を細部にわたって決める事が可能であり、また時間をかけて取引を約定させることが可能となっています。

このようにエクイティスワップ取引では、その取引方法について相対取引、または店頭取引と呼ばれる一対一の取引方法を用いているために、証券会社との取引を行うことになっていくのです。

このエクイティスワップの取引では、レシーバータイプとぺイヤータイプという二つの種類の異なる取引方法を選択することが可能となっており、このどちらの取引方法を選ぶのかによって、エクイティスワップの効果も様々に変化していきます。

基本的にエクイティスワップでは、株銘柄に係わる現金の流れであるキャッシュフローと、変動金利によって発生するキャッシュフローを交換することになりますが、投資家側から変動金利を支払いながら、株銘柄の収益などを受ける取引をレシーバータイプと呼んでおり、これを利用することで投資家は少ない資金で株銘柄から上がる収益を得る事ができるので、実質的に株式投資をしていることと同じ収益の効果を得る事が可能となります。

またこれとは反対に、投資家側から株銘柄による収益を支払う代わりに、変動金利の利益を受け取るというぺイヤータイプという取引の方法もあります。
この場合には、株銘柄に対する株価の変動によって発生する損失などが抑えられ、投資官は金利の利益が入ることになるために、相場変動によるリスクを回避する効果が得られることになるのです。

このように、エクイティスワップの取引方法では、このレシーバータイプの取引かぺイヤータイプの取引のどちらかを選択するのかによって、その取引の効果や得られる利益、リスクの回避などに違いがあるために、どの取引方法が最適なのかを合わせて考える事が必要になります。