エクイティスワップとエクイティ資産

エクイティスワップでは、企業などが発行をする株券などの株式と金利を交換することによって、それぞれが生み出していく利益や損失を入れ替えて受けていくことを行う取引を行い、これによって株式の相場変動によるリスクを回避したり、また株券を手に保有することなくその株による利益などを受ける事を目的としていくことになります。

こうしたエクイティスワップ取引を行うことによって、大きな意味でのエクイティ資産、つまり株式による資産を、株式市場や経済の動向などによってその価値が変動していくことに対するリスクマネジメントを行うことが可能となります。

これ以外にも、こうしたエクイティ資産を持たずにその利益率に注目してそのほかの資産を増やしたり、エクイティ資産をほかの資産と一時的に交換することによって、エクイティ資産を失うことなく、流動性の高い資産を利用して投資取引などを行っていくなどの事が可能になります。

このようにエクイティスワップ取引を利用することによって、株式による投資に対しての多様性をより高める事ができるようになるのです。

また、企業においてのエクイティでは、決算書などに用いられる貸借対照表において純資産の部にて表される、資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式などから構成される自己資本、または株主資本を表すこともあります。

こうした企業でもエクイティにおいても、エクイティスワップ取引を利用することによって、実際の売却取引を行ってしまう事は避けなければいけないものの、そのまま株式として資産の保持を行ってい場合には、これを有効的に活用することができないため、こうしたエクイティ資産に対してエクイティスワップ取引を利用して、その流動性を高めるなどの形で利用されることもあるのです。

このほかでは、企業に対するエクイティスワップ取引ではデットエクイティスワップ取引というものもあります。
これは、企業と銀行などの金融機関の間で主に行われる取引になり、銀行などが融資する資金と、企業の株式を交換することで行われるエクイティスワップ取引になり、企業としてのメリットは融資を受ける事ができ、銀行としてはその企業の株券を大量に引き受ける事ができるというメリットがあります。

このデットエクイティスワップ取引は、多くの場合は企業が大きな負債などを抱え、その経営状態が悪化した時などに利用されることが多くあります。
その負債などを銀行が引き受ける事で、企業からの株式の提供を受けるものになり、この事により企業は経営の債券を行うことができるようになり、銀行は貸し倒れのリスクを回避し、企業が経営を持ち直した場合には大きなエクイティ資産を持つ事ができるようになります。